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19年度税制改正(要望)


 経済産業庁や中小企業庁、国土交通省、金融庁、経団連、税理士会などから19年度税制改正に関し、様々な要望が発表されています。(以下、抜粋)
 

1.日本経済団体連合会の要望
  • (1)減価償却制度について・・・現行は償却可能限度額95%、法定耐用年数は諸外国と比べ長い
  •   →先進国と同様100%の償却を認め、法定耐用年数の短縮を図る。
  • (2)役員給与の損金算入・・・制度の充実を図る
  • (3)少子化対策・・・現行の扶養控除と児童手当を、税額控除へ一本化
  • (4)環境税・・・温暖化防止に寄与しないとし、制度の見直しを要求
  • (5)移転価格税制(海外子会社に移した利益に日本で課税)・・・評価方法で国税当局の裁量余地が大きい
  •  → 当局の人員増加など体制強化と運用改善を求める
  • (6)証券税制・・・軽減税率の延長を求める

2. 金融庁の要望

  • (1)証券税制・・・軽減税率(原則20%の税率を、19年12月まで10%とする)の延長
  • (2)上場株式等の譲渡損失と、配当所得との損益通算・・・可能にする
  • (3)株式先物・オプション取引などの課税・・・株式投資信託と同一とする

 3. 税理士会の要望
  • (1)特殊支配同族会社の役員給与損金不算入制度・・・見直し
  • (2)消費税の簡易課税制度・・・事業区分を簡素化し、みなし仕入率を見直す。固定資産を取得した場合、その取得に係る消費税額を加算した税額控除を認める。事前届出制度を見直し申告時との選択制。
  • (3)公的年金以外に収入のない納税者の納税手続き・・・簡素化する
  • (4)小規模宅地等の特例(相続税)・・・未分割であっても50%の減額を認める
  •  
 改正税法は、これらの要望を踏まえ、年末まで税制調査会で討議が繰り返され、12月下旬に大綱が発表される予定です。 そして例年、翌年3月の国会で成立し、4月施行となります。
                   
(和田)

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